遠赤外線とは
遠赤外線とは光の一種で、人の目に見える光は可視光線で赤や青などの色として見えます。マイクロ波や紫外線も目には見えませんが光です。
可視光線は波長によって異なる色感覚を与え、紫(0.38~0.43㎛)、青(0.43~0.49㎛)、緑(0.49~0.55㎛)、黄(0.55~0.59㎛)、橙(0.59~0.64㎛)、赤(0.64~0.77㎛)として認識される。
東邦大学 可視光線
遠赤外線は可視光線よりも長い波長領域にあり、近赤外線、遠赤外線、超遠赤外線と波長が長くなります。
画像参照元:株式会社ユメロン黒川
参考情報:遠赤外線とは?-特徴と作用
遠赤外線は3㎛~1000㎛までの領域にあり、特に8㎛~14㎛が人体の発する遠赤外線と同じであると言われています。
学術的な遠赤外線と人体の関係
論文「ある特定波長の遠赤外線電磁波による体脂肪減少効果に関する研究」で遠赤外線と脂肪燃焼の関係について述べられています。
要約すると「遠赤外線は皮膚下200㎛まで到達した後、電磁放射エネルギーの多くは分子振動エネルギーに変換され脂肪分解される。その条件は波長10㎛付近での分光放射率が少なくても0.92(92%)以上必要である。」と記述されています。
分かりやすく解説すると、遠赤外線は皮膚下0.2㎜まで浸透し、人体が発する遠赤外線の波長9㎛と遠赤機器が発する10㎛付近の波長が共振してエネルギーが振動しながら吸収されるため体の中の脂肪が分解される。その放射体(セラミックなど)は92%以上の分光放射率でなければならない。分光放射率とは自由空間を伝達するエネルギーの比率のことで、92%以下の放射体は10㎛付近の波長を出せてもエネルギーが低いので脂肪燃焼できない。
やはりどう言っても難しいですが、要するに遠赤機器はたくさんあるけれども、特定の遠赤機器でなければ脂肪燃焼することはできないということです。人の発する9㎛付近の波長が出せるか、また遠赤外線を放射させる放射体の熱伝導率が92%以上あるかが脂肪を燃焼させる条件です。スポーツに例えるならいくら素質が良くても体力がなければ勝てないといったところでしょうか。
ちなみに近赤外線機器(こたつなど)は人体の発する遠赤外線の波長9㎛と大きく異なる波長なので、熱エネルギーは共振せずに皮膚の表面のみ温めます。あたっている表面は熱いけど体の芯から温まるということはありません。遠赤外線と謳っている商品でもその領域は3~1000㎛あり、9㎛付近から外れていれば同じように表面のみ温まります。
Body’s Kで使用している遠赤外線機器
当院で扱っているサンメディカル社のサンビーマー(日米特許取得、管理医療機器承認番号取得機器)は波長8~15μm、放射率0.92の特殊セラミックの放射体を採用しています。
型式 サンビーマー STタイプ 照射部寸法(mm) 250×365 放射体 特殊セラミックス 中心波長:8µ~15µ 承認番号 21300BZZ00107000 JMDN コード 35147000 一般的名称 赤外線治療器 クラス分類 管理医療機器/特定保守管理医療機器 参照元 株式会社サンメディカル
型式 サンビーマー DSTタイプ 照射部寸法(mm) 250×620 放射体 特殊セラミックス 中心波長:8µ~15µ 承認番号 21300BZZ00233000 JMDN コード 35147000 一般的名称 赤外線治療器 クラス分類 管理医療機器/特定保守管理医療機器 参照元 株式会社サンメディカル
施術ではSTタイプとDSTタイプの2台同時に使用します。実際の体感としては気持ちのいい岩盤浴のような温かさで照射後も3~4時間ほど体の中から温かい感じが続きます。出力によってふんわり温かい~滝汗まで選ぶことができるのでしっかり汗をかきたい人は着替えをしていただきます。
サンビーマーは筋肉を柔らかくして脂肪を燃焼するほか、産婦人科で不妊治療に使われることが多く医師の間でも評価の高い遠赤外線機器です。
サンビーマーを使用したセルライト除去は下記メニューで施術できます。
遠赤+EMSで脂肪を燃焼しながら全身の筋肉を筋膜リリースで調整、骨盤矯正・姿勢矯正・痛みのすべて同時施術 放置時間なし 着替えあり(ご希望の場合)
50分 ヘッドスパ顔除く 遠赤50分 EMS30~40分 カウンセリング含む70分 4,500円
80分 ヘッドスパ顔含む 遠赤70分 EMS40~50分 カウンセリング含む100分 5,500円
110分 ヘッドスパ顔含む 遠赤100分 EMS60~70分 カウンセリング含む120分 6,500円